ネコソギラジカル(下)―青色サヴァンと戯言遣い―

そんなわけで、木曜日に買って金曜日に読みましたよ。
そんなわけで感想ぽいものをつらつらと。
嫌な人は今すぐウィンドウ閉じて本屋に行ってきなさい。


さて、感想と言うか覚えがきっつーか。
面白かったか面白くなかったかと聞かれると、面白かった。
もう2回ぐらい読みましたが、満足です。
通勤の電車で読んだんだけど、途中で読むのやめて電車降りるのが本当に嫌だったしな。
例によって下巻出る前に予想してた内容なんか裏切りまくってただひたすら突っ走って転がりまくる状況がとってもステキ。
例によって張りっぱなしだったり改修する気がまるでなさそうな伏線も在りますがそれは恒例と言うことで。

でもしっかり問題は解決してるし全てはハッピーエンドに収束するし。
中間まではぶっちゃけキャラ立ってねえよとか思ってた澪標姉妹もいいキャラだったし、なんつーかもう、どのキャラも魅力的だなあ、と。
何か感想になってない気もしますが、とりあえず俺に文句はありません。
エピローグ前に玖渚とやり直すために頑張るいーちゃんを見たかった気もするけど、それは多分蛇足だろうしなあ。
自分に会いに来たいーちゃんを玖渚が拒むとも思えんし、もし《チーム》の人間が阻止しようとしたとしても、いーちゃんの両脇には人類最強と人類最終がいるわけだし。
もう誰がなんと言おうと、あの二人にはハッピーエンドしか許されないんだろうなあ、とか思ったりしつつ。


で、今作をもってシリーズ完結ぽいのですが、それはあくまで『いーちゃんの物語』が完結するだけであって戯言世界の物語が完結するわけではないらしいので、そっちを楽しみに待つ事にしましょう。
具体的に言うと子荻とか舞織の話とか。
あー、でも請負人ないーちゃんの話も読みたいなあ。まあそっちは絶対無理だと思うが。